11月10日(土)、11日(日)の両日、6年前から続けているがんの啓発イベント「オレンジバルーンフェスタ」に参加してきました。
今や2人に1人はがんになる時代。年間100万人の方がある日突然、医師から「あなたはがんに罹患しています」と言われています。
オレンジバルーンフェスタは次のようなメッセージを発信しています。
★がんを早期に発見することの大切さ(がん検診を受けましょう!)
★若いうちから「がん」に対する正しい知識を持っていくこと
★たとえがんになっても、正しい知識のもとに治療していくことの重要性(インターネットの情報はあなたを安心させてはくれません)
★「緩和ケアチーム」は診断の時からずっとあなたを支えます。治療の見込みがなくなってから、痛みが出てからうけるのではありません。
★「いのち」を大切に希望をもって生きましょう!
里の家も「人生の最期まで希望を持って生きること」を大切にしているので、オレンジバルーンフェスタは私たちの重要な活動です。大学生による里の家の取材、スタッフの看取り経験の取材もありました。
冨田が企画に参加したセミナーの参加者はなんと400人!
乳がんと戦っている31歳の女性が、26歳で癌と宣告されてからの5年間を赤裸々に発表してくれました。
がんの私ではなく、本来の私らしく生きたい。
希望を忘れずに、日々の一瞬一瞬を楽しんで生きたい。
彼女の魂の叫びに会場の皆さんは息を飲みました
ふと、里の家の入居者さんたちのその人らしさを私たちは真剣に見ようとしているだろうか?
暮らしを大切にすることに力を注いでいるけれど、その人の思いや哀しみ、苦しみに想いを馳せることを忘れてはいないだろうか?
反省しきりの2日間でした。
とみた