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ボランティアの看護師さん 

今日、里の家にボランティアの看護師さんが来てくださいました。

朝8時「おはようございま~す」と元気な声がしました。声の主は里の家を開設前から支援してくださっている看護師のEさん。Eさんは訪問看護認定看護師さんです。

「わ~助かります」と私。里の家の朝は起床介助や朝ごはんの準備でてんやわんやです。

 

Eさんボランティア3.jpg  遠藤さん 笑顔.jpg

 

この日お昼過ぎまで、里の家の皆さんと一緒に過ごして下さいました。

お昼ご飯を共にし、Eさんには里の家の様子がどのように映ったでしょうか…。

たくさんのお宅を訪問している中で、こんな「家」、「暮らし方」、「とも暮らし」があってもいいなと思ってくだされば幸いです。

 

今日はありがとうございます。また、いらしてくださいね。

 

冨田

 

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2019/03/02        なかの里を紡ぐ会事務局   |    タグ:ホームホスピス , 訪問看護

感謝!お陰様で一周年

12月9日、里の家はお陰様で開設一周年を迎えました。

 

1年前の2017年12月9日、「ホームホスピス里の家」は紆余曲折を経て5年越しで開設しました。家主さんを始め、全国ホームホスピス協会の先輩方、地域の医療・介護の仲間たち、日本財団などたくさんの方々に支えられての船出でした。

あれからの1年、がむしゃらに過ごしてきました。入居者さんにも恵まれて、私たちスタッフは日々、たくさんのことを教わっています。ご協力下さったご家族、主治医の先生、ケアマネさん、訪問看護師さん、いろいろ相談に乗って下さった福祉用具専門相談員さん、NPOの会員の皆さま、地域の皆さま、美味しいお米を届けてくださったお米屋さん、大学の先生方…たくさんの方々に心より感謝申し上げます。

 

12月19日にささやかなお礼の会を開催しました。NPOの理事の他、入居者さんのご家族も参加して下さり、和やかな時間を過ごしました。

乾杯.JPG  Eさん親子.JPG

 

W先生ご夫婦・Sさん.JPG  団らん.JPG

 

Tさん家族4.jpg  W先生とSさん2.JPG

 

この日ようやく、お一人お一人、ご家族のお気持ちを伺うことが出来ました。

★生活の質が良くなった ★叔母の家に来ているよう ★入居前より元気になってびっくり

★食事が美味しい ★今までよりも母と親子の時間を持つことが出来た。穏やかに暮らしてほしい。

★食べることへの意欲が出てきた。美味しいご飯を家族のように作ってもらい嬉しい。

★しっかり食べることが人生の目標。リハビリはそのためのもの。

 

有難い言葉ばかりで恐縮しました。しかし一方で、きっと心配されていることもあるものと拝察します。これからも一人一人に丁寧に寄り添い、ご家族と伴走しながら、心配事を解決していけるよう頑張ります。

 

来年、家族の懇談会は地域の方々を迎え入れて、運営推進会議に発展させて参ります。この場が「地域に必要な場」となっていけるよう、場を開き、地域の意見や困りごとを伺っていければと思います。

理事長 冨田眞紀子

 

 

 

 

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2018/12/19        なかの里を紡ぐ会事務局   |    タグ:ホームホスピス , 訪問介護 , 通所介護 , 訪問看護

オレンジバルーンフェスタに参加

11月10日(土)、11日(日)の両日、6年前から続けているがんの啓発イベント「オレンジバルーンフェスタ」に参加してきました。

今や2人に1人はがんになる時代。年間100万人の方がある日突然、医師から「あなたはがんに罹患しています」と言われています。

 

オレンジバルーンフェスタは次のようなメッセージを発信しています。

★がんを早期に発見することの大切さ(がん検診を受けましょう!)

★若いうちから「がん」に対する正しい知識を持っていくこと

★たとえがんになっても、正しい知識のもとに治療していくことの重要性(インターネットの情報はあなたを安心させてはくれません)

★「緩和ケアチーム」は診断の時からずっとあなたを支えます。治療の見込みがなくなってから、痛みが出てからうけるのではありません。

★「いのち」を大切に希望をもって生きましょう!

 

里の家も「人生の最期まで希望を持って生きること」を大切にしているので、オレンジバルーンフェスタは私たちの重要な活動です。大学生による里の家の取材、スタッフの看取り経験の取材もありました。

冨田が企画に参加したセミナーの参加者はなんと400人!

乳がんと戦っている31歳の女性が、26歳で癌と宣告されてからの5年間を赤裸々に発表してくれました。

がんの私ではなく、本来の私らしく生きたい。

希望を忘れずに、日々の一瞬一瞬を楽しんで生きたい。

彼女の魂の叫びに会場の皆さんは息を飲みました

 

ふと、里の家の入居者さんたちのその人らしさを私たちは真剣に見ようとしているだろうか?

暮らしを大切にすることに力を注いでいるけれど、その人の思いや哀しみ、苦しみに想いを馳せることを忘れてはいないだろうか?

反省しきりの2日間でした。

 

とみた

 

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2018/11/12        なかの里を紡ぐ会事務局   |    タグ:ホームホスピス , 訪問看護